2016年を振り返って
ブルガリアンスクワットをして筋肉痛でプルプルしています。大晦日も元旦もほぼDMM英会話の予定しかありません。
2016年は、世界的にも激動の年でしたが、個人的にも色々な大きなことが起こり激動の時代でした。1
昨年の振り返りはこちらです。
Cookpad TechConf、DS祭り、CWT2016で発表した
どれも自社イベントですが、今年は外で発表する機会を例年より多くいただきました。来年も、BigData Analytics Tokyoの発表から幕開けです。
転職した
CookpadからClouderaに転職しました。Sales Engineerというロール、初めての外資ということで慣れない事だらけですが、引き続き、機械学習やデータサイエンス周りでの強みを活かしてやらせていただいています。英語は入社してからDMM英会話をほぼ毎日やったら、最低限社内でやりとりをする力と飲みながら英語話す力は得ることが出来たので、意外となんとかなるかもな、と思っているところです。抵抗感が減ったのと、ちょっと気合を入れれば何かしらの英語はアウトプットできると思えるようになり、瞬発力が前よりはついたなと思えたのが良かったです。
instagram.com良いなぁと思うのが、同僚で40歳を越えたエンジニアが日本にも何人かいて、その人達がエネルギッシュに働き続けているのと一緒に働けることです。40歳を越えたらマネージャーにならなければならないのかな、とかコード書けないのかなという不安が払拭され、さすが外資だなと思った瞬間です。もちろん、腕に覚えがある人だから生き残ってこれているというのはあるとは思いますが、うちのAPACのdirectorも飛行機で世界飛び回りながらいつも新しく書いたコードの話してくれるので、負けていられないと思う気持ちでいっぱいです。
instagram.comまた、転職の流れで同僚からひょんなことからpyspaに誘ってもらいました。温泉にはまだ言ったことがないですが、お世話になってます。
川崎Ruby会議01を主催した
kawasaki.rbが母体となって主催した地域Ruby会議です。コミッターの方々も参戦していただいたのに、良い意味でRuby色の薄いリージョナルだったと思います。
kawasaki.rbも細く長く続いており、参加してたら転職できた人や、参加してたら起業した人、参加してたら無職になったけど仕事が手に入った人(あるいは採用できた人)などコミュニティとして横のつながりができているなと思います。
(ブログエントリとpodcastが)rebuildデビューした
naoyaさんに紹介されて、データエンジニアリングとデータサイエンスの違いの話がrebuildデビューしました。自分で聞いてた時に突如現れた時にはお茶吹きそうになりました。rebuildはサポータープログラムに入ると文字起こしや一人語り回も聞けますし、本放送とライブ放送直後の配信と二回聞けてお得感満載です。
本を執筆していた
お誘いいただいて一年くらい執筆活動をしていました。音楽性の違いにより解散してしまったのですが、24月の技術書典で供養したいと思います。
その時の切り出したものがこれらの記事ですが、はてなの教科書からも引用されて嬉しかったです。
また、記事を書くに当たっていくつかのFactorization MachineのPythonライブラリをPython3対応する人になっていました。
出張が多かった
昨年までとはうって変わって、今年だけでパロアルト、ラスベガス、シンガポールと年に三回出張で海外に行く機会がありました。研修でUSの様々なところから来たエンジニアや営業とはなしをしたり、APACのチームミーティングでシンガやインド、オーストラリアなど様々な国の人とロールプレイをしたりとハードでしたが、成長も実感できました。ただ、妻が一人で子供を二人面倒を見る期間が出来てしまうので、ワンオペ状態となっていたのは悩ましい限りです。
今年書いたコードなど
- GitHub - chezou/ibis-demo: Demo notebook of Ibis for “Spark + Python + Dita science Festival”
- GitHub - chezou/tabula-py: Simple wrapper of tabula-java: extract table from PDF into pandas DataFrame
- GitHub - chezou/homebrew-jumanpp: A Homebrew formula for juman++ http://nlp.ist.i.kyoto-u.ac.jp/index.php?JUMAN++
小物が多いです。あまりコード書けていないので、来年はもう少しコード書けるといいなと思います。tabula-pyももう少しなんとかしたい。
2017年に向けて
総じて今年は、やることを減らしてできることをやるぞ、というスタンスで来ました。自分のできる範囲内でこなせたんじゃないかと思っています。家族への負荷がもう少し下げられればなと思います。
社内で思ったより色々貢献できることがありそうだぞ、ということが分かってきたので、社内外ともに色々とアウトプットしていきたいと思います。
もう一つ、筋肉を付けて加齢に伴う色々な問題を解消していきたいと思います。
のっけから余談ですが、UKに縁のあるボスが来日中にBrexitの結果を受けて落胆していた様子と、エグゼクティブたちが来日中にトランプの勝利を見てショックを受けているのを見て、波乱の年だったなと思います ↩︎